日本の社会において、少子化、高齢化が教育及び医療の分野を中心に深刻な社会問題となっており、私たちの住む飯能市においても、このような問題が徐々に顕在化しつつあるのが現状です。
この問題を解決するための手段は決して一つではありませんが、私たちは多世代にわたってのスポーツの普及が、これらの問題を解決する一つの糸口になるのではないかと考えました。
特に、スポーツを普及させることにより、次のような具体的な課題の解決を図りたいと考えます。
@幼児及び小学校の児童の「運動離れ」を食い止め、色々な協議種目を専門性の高い指導者が指導することにより、体を動かす楽しさを子どもたちに伝え、スポーツを通した青少年の健全育成と健康体力の増進を図る。
A選手の不足や指導者の不足による中学校での「部活動離れ」を食い止め、多種目にわたるスポーツへの参加の機会を創出し、専門性の高い指導を提供することにより、市内の中学校における部活動の活性化を図るとともに、スポーツを通した人間形成の一助とする。
B中高年の人たちが運動する機会を拡大することにより、各個人の肉体的または精神的な健康増進を図り、予防医学的な見地から公的な医療費の削減の一助とする。
Cスポーツ文化活動を通して、地域内の交流を深め、豊かな市民生活の実現を図る。
このような共通の目的のもと、市内での個々に活動している各団体が一つになって総合型地域スポーツクラブ(はんのうC・S・C)を結成し、これからの課題の解決に向け協力して参ります。
飯能総合型地域スポーツクラブ(はんのうC・S・C)
設立準備委員会 委員長 島田雅章